2024年4月4日木曜日

こんなにひどい物価高騰なのに水道代値上げですか⁉


県営水道が今年の10月から22%もの料金を引き上げるとの共産党県議団からの知らせに、急きょ、宮城野、強羅、仙石原地域に 受取人払いの封筒と一緒に、県議会への陳情署名用紙をみんなで配った。約1ヶ月の短期間だったが、389名の署名が寄せられた。物価高騰の中、毎日の生活に必要な水道の料金が値上げされることに、多くの人が危機感を抱いたのではないだろうか。それだけではなく、箱根町は町営水道と、県営水道の二つの運営で行われているが、県営水道は、町営水道の約1.6倍にもなっていて、以前から高い水道料金が、住民の悩みの種になっていたのだ。署名は2月25日、共産党県議団に託してきた。

 3月18日、県議会建設企業常任委員会で、陳情が審査されるというので勇んで傍聴にかけつけた。しかし、いつ委員会が始まるかわからないというのだ。ガッカリ、、、県議団からユーチューブでも見られるのでと言われ、すごすごとかえってきた。結果は共産党県議団だけの賛成で不採択になり、本会議でも同様の結果だった。建設企業常任委員会の委員長は下郡選出の自民党の高橋延幸氏。小田原市選出の立憲民主党の佐々木ナオミ氏も反対したのかと複雑な心境になる。

 確かに、老朽管の敷設替えや箱根では何か所もポンプアップして供給しているから経費もかかるだろう。でも、値上げの直接の原因は、宮ケ瀬ダムを造り、過大な水需要を進め赤字を作ってきた県の対応こそ問題だ。生活保護利用者や低所得者の減免制度を復活させなければと強く思う。



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