我が家は坂の途中にある。急坂である。
11日日曜日。新聞配達から帰ってきて、両手に荷物を持って車を降りて、ふと、荷台を見たら、「かぼちゃ」が一つ隅っこにポツンといる。何気なく荷台のドアを開けて取ろうとしたとたんに 、「かぼちゃ」は待ってましたと言わんばかりに、荷台からポンと飛び降りて、あっという間に坂を転がっていく。しまった!私もあわてて追いかけて走る。「かぼちゃ」はころころと歌でも歌っているように坂道をくだっていく。私も追いかけていく。カーブで止まったか、と、一瞬思いきや、逆に弾みをつけて、いきおいよくくだる。私も走る、が、息はゼイゼイ、足も体についてこない。ましてこの急坂でつまずいたらひどいことになると観念して、坂の途中でころころとくだっていく「かぼちゃ」を呆然と見送った。やっと「かぼちゃは」坂の下の駐車場で止まった。ホッとして坂をゆっくりとおりていくと、急に両手が重い。荷物を置いてくればよかったものをそのまま走ってきてしまったのだ。ドット疲れが来た。「かぼちゃ」を抱いて今度は坂道を上るのだが、それがたいへん。でも、朝から一人で大運動会をしたと思えばいいかな。そして、そのご褒美に元気な「かぼちゃ」を美味しく
いただくことにします!


